(上記は、リフォーム産業新聞2020年12月28日号掲載 ※...
外壁・屋根塗装など、日常の生活とは少し縁遠く感じる工事関連のことは、正直分かりづらかったり工事内容や業者選びが難しいという声もたくさんあります。今回は、外壁・屋根の塗装工事や業者選びに役立つ「8つのポイント」を紹介します。
外壁・屋根塗装など、日常の生活とは少し縁遠く感じる工事関連のことは、正直分かりづらかったり工事内容や業者選びが難しいという声もたくさんあります。今回は、外壁・屋根の塗装工事や業者選びに役立つ「8つのポイント」を紹介します。 外壁塗装を検討する際、最初に明確にしておきたいのが「なぜ塗装をするのか?」です。塗装をすれば、もちろんキレイになりますし「いつか塗装しないとな~」という不安も消えます。ただ、外壁塗装といっても、人や家庭によって大切にされていることは違います。お子さんやお孫さんに継いでいくために外壁塗装を考える方もいらっしゃれば、この家を手放すまでメンテナンスの心配なく暮らしたくて塗装を検討する方もいらっしゃいます。ですので、当社のお客様には塗装をする目的を明確にしていただけるよう、営業スタッフより①現在のお困りごと ②未来に望まれている住まいの状態 ③安全性・美観性・経済性・利便性・保健性の優先順位の3点をヒアリングし、お客様の想いや考えに寄り添いながらご提案しています。 いい商品を選んでも、それを提供する人で満足度・納得度は変化します。お客様良し・地域社会良し・会社良しの『三方良し』の考え方でお客様の問題解決に向けて取り組んでくれるかが重要です。営業スタッフは、いわば会社の代表者。営業スタッフの話し方・会社として大切にしている考え方に共感できるかなど、これから住まいのメンテナンスパートナーとして相応しいと感じることができるか確かめてみてください。 外壁塗装業者選びには、まず今の住まいの状況を正しく把握する必要があります。建材や経年劣化が進んだときのリスクについて知識があるスタッフであることが重要です。建材によって塗料や工法も違います。お客様の質問に対して、経験から的確な回答をしてもらえるか確認していきましょう。また、傷み方によって塗装では対応できない建材もあります。曖昧にせず、出来ることと出来ないことをハッキリと判断・説明してもらうことが大切です。 外壁塗装の良し悪しを決定する塗料の性能は、妥協せずに選びたい部分。塗料は家庭でのDIYで使うような安価で使いやすいものから、プロの職人が使用している高品質で専門的な技術が必要なものまでピンキリです。失敗できない住宅塗装だからこそ、製造管理が行き届いた一流メーカーの商品であるかや、社会的立証データのある塗料を使用しているかなどをチェックする必要があります。また、選定する際は最初に明確にした「塗装をする目的」に対して効果的な性能があるか確認することが肝要です。 見積書は金額のみに目が行きがちですが、項目についても確認する必要があります。塗料の種類(フッソ・シリコン等)だけではなく、商品名がきちんと記載されているか。また、施工箇所は明確に定められているか。そして、数量や大きさ・広さなどが明記されているか。この3点がしっかり記入されていれば、見積書として明朗なので安心です。また、塗料選定の際に選んだ塗料が正しく記載されているかも、最終チェックをする必要があります。 見積書まで確認ができれば、いよいよご契約。この際にも、見積書と一貫した内容であるかの確認が必要です。また、現在ではクーリング・オフについて契約書の裏面に赤字で記載する義務がありますので、しっかり記載されているか、また口頭で説明を受けたかは消費者の目線で非常に大切です。最終、ご契約となる際には、重要事項説明書や支払方法についても営業スタッフと確認をしてください。 どんな施工でも、塗装をすれば色はつきます。大切なのは、説明と施工内容の一致が大切です。毎日の工事内容が施主様に伝わるようになっているかや、見えない屋根等の工程を写真に収めてくれるかも理想の塗装工事をする上では必要です。また、完工検査の有無や質も大切です。足場を取る前に、「しっかり塗装ができているか」確認をするのが完工検査。まず担当スタッフが確認し、その後お客様にも確認いただいて初めて引き渡しの準備が整います。完工検査は、できるだけ担当スタッフと一緒にすることが肝要です。 外壁塗装工事が終わってひと段落ですが、大切なのは「これからも施工業者との付き合いがあり安心して、長く住むうことができるかどうか」です。明確なアフターフォロー制度があれば、長期的なお付き合いを前提としてるため品質が保証されていることとなります。そのため、口頭ではなく保証書や約款などの正式書類があるかどうか。公式サイトにお客様との関係が分かるページがあるかどうかも確認する指標となります。 今回は、外壁塗装業者選びに必要な8つのポイント紹介しました。さまざまな観点で説明させていただきましたが、大切なのは「塗装をする目的が果たされる商品・サービス・人・会社かどうか」です。塗装を検討される際は、このポイントをチェックしながら選んでみてくださいね!ポイント1 - 塗装をする目的を明確にする
ポイント2 - 営業スタッフの人となり
ポイント3 - 現状の建物・建材の診断
ポイント4 - 信頼できる塗料の選定
ポイント5 - 見積書の明朗さ
ポイント6 - 契約書は正しく記載されているか?
ポイント7 - 商談時の説明と施工内容は一致しているか?
ポイント8 - 塗装終了後も安心のアフターフォロー
注目の記事
外壁・屋根塗装のことについてなんでもお問合せください!